経営脳と現場脳
“組織の戦略を考えること”と、”現場で仕事をうまく進めること”では、感覚がまるで
異なる。
前者を主に仕事とするのは、組織のマネージャであり、後者を仕事とするのは、
プロジェクトメンバーであり、プロジェクトマネージャである。
もちろん、組織のことを考える、組織が進むべき道、その方策を組織の一員が
考えないわけではない。
しかし、それが仕事としているかどうかで、使える時間の量が異なる。
プロジェクトでの役割を担いながら、新規顧客開拓の営業活動もやる、というのは
どちらかが中途半端になる可能性が高い。だから普通は、そういうことをしない。
つまり、どちらかを選択することになる。現場の立場にいるか、組織(経営)の立場
にいるか。これは案外難しい問題だ。私はソフトウェア開発を生業としたい。
しかし、所得も増やしたい。
大半の会社において、所得を増やすためには組織上の役割(課長とかね)が
求められることだろう。どちらを選択するのか。あるいは、どちらも選択できるのか。
自分が本当にやりたいことは何か、問いかけることが必要だ。
“ソフトウェア開発を生業とする”ということは、プログラミングをしたいのか、
総体としてのソフトウェアを作ることを指すのか、ソフトウェア開発ビジネスが
うまくいくことをやりたいのか。
所得を増やすということとの間でバランシグできるのか、しないのか。